５０代邦人男性拘束　スパイ容疑か―北京

　【北京時事】中国・北京で今月、５０代の日本人男性が「中国の国内法に違反した」として当局に拘束されたことが２５日、分かった。日中関係筋が明らかにした。日本政府は中国側に早期解放を強く求めている。スパイ行為など国家安全関連の容疑とみられる。

「スパイ容疑」で懲役１２年　５０代日本人男性―中国

　別の関係筋によると、男性は日本企業の幹部。具体的な容疑や拘束の経緯などは不明で、北京の日本大使館が中国側に対し、事実関係の説明や男性との面会を要求している。これまでのところ、中国側は十分な説明を行っていないという。