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ロシア、アースアワー不参加 WWF支部を「外国スパイ」認定

2023年03月25日15時20分

ライトアップされたロシアのクレムリン(写真上)と、消灯イベント「アースアワー」で照明が消されたクレムリン=2021年3月、モスクワ(EPA時事)

ライトアップされたロシアのクレムリン(写真上)と、消灯イベント「アースアワー」で照明が消されたクレムリン=2021年3月、モスクワ(EPA時事)

 【モスクワAFP時事】ロシア政府は24日、世界自然保護基金(WWF)が呼び掛けている25日の消灯イベント「アースアワー」について、参加しないことを明らかにした。ロシア法務省が今月、WWFのロシア支部を「外国エージェント(スパイ)」に認定したことを受けた措置。

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 アースアワーは地球温暖化問題を考えるため、世界各地で明かりを60分間消す活動で、ロシアも参加してきた。だが、ペスコフ大統領報道官は記者団に「今年は参加を見合わせることを決めた。(WWF支部が)外国エージェントになったためだ」と説明した。
 これに先立ち、WWF支部はウェブサイトを通じ、今年のアースアワーをオンラインだけで実施すると発表した。また、法務省の認定を不服として、法的措置を講じると表明した。

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