チェコ下院議長が訪台　蔡総統と会談へ、立法院演説も

　【台北時事】チェコのアダモワ下院議長が２５日、台湾を訪問した。台湾外交部（外務省）によると、２９日までの滞在中、蔡英文総統と会談し、立法院（国会）で演説する。

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　空港では游錫※（※方方の下に土）・立法院長（国会議長）と呉※（※金ヘンにりっとう）燮・外交部長（外相）が一行を出迎えた。游氏はアダモワ氏と共同で記者会見し「台湾とチェコは現在、兄弟のように親密だ」と歓迎。アダモワ氏は「友情の維持とは、協力と相互訪問を実現し続けることだ」と訪問の意義を強調した。
　チェコは近年台湾と接近する欧州諸国の先駆け的存在。２０２０年には上院議長が訪台し、「民主主義国家の団結」をテーマに立法院で演説した。「一つの中国」原則を掲げる中国から報復警告を受けたが、その後も台湾との連携強化を進めた。