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必勝しゃもじ、野党が批判 岸田首相「外交で地元土産よくある」

2023年03月24日16時53分

2020年自民党総裁選で、地元広島の議員から岸田文雄自民党政調会長(当時)に贈られた「必勝しゃもじ」(岸田氏のツイッターより)

2020年自民党総裁選で、地元広島の議員から岸田文雄自民党政調会長(当時)に贈られた「必勝しゃもじ」(岸田氏のツイッターより)

  • 参院予算委員会で立憲民主党の石垣のりこ氏の質問に答弁する岸田文雄首相(手前)=24日午前、国会内

 首相がウクライナ訪問時、地元・広島の名産品「必勝しゃもじ」をゼレンスキー大統領に贈ったことについて、立憲民主党は24日の参院予算委員会で「不適切だ」と追及した。首相は「外交慣例で地元のお土産を持って行くのはよくある」と反論した。

岸田首相のウクライナ訪問に論評 広島名物「必勝しゃもじ」は挑発―ロシア

 しゃもじは「敵を召し(飯)取る」との意味が込められた必勝祈願の縁起物。広島から日清、日露戦争に出征した兵士が厳島神社に奉納したとの逸話もある。
 参院予算委で、立民の氏は「選挙やスポーツではない。日本がやるべきは、いかに和平を行うかだ」と批判。首相は「祖国や自由を守るために戦う努力に敬意を表し、ウクライナ支援をしっかり行いたい」と理解を求めた。
 立民の代表は記者会見で「緊迫した外交の中で違和感が拭えない。緊張感のなさを露呈した」と酷評。日本維新の会の代表も「ノーセンスでお気楽過ぎる」と断じた。

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