拳銃で同僚脅した疑い 20代巡査を書類送検―警視庁
2023年03月24日12時57分
警察署内で同僚を拳銃で脅したとして、警視庁は24日、暴力行為法違反と銃刀法違反の疑いで、同庁成城署地域課の20代男性巡査を書類送検した。同庁への取材で分かった。巡査は同日、減給6カ月の懲戒処分を受け、依願退職した。
送検容疑は2月6日午後、東京都世田谷区の成城署のエレベーター内で、実弾入りの拳銃をホルスターから抜いて同僚を脅した疑い。
同庁によると、巡査は容疑を認め「感情をコントロールすることができなかった。撃つつもりは全くなかった」と供述。同僚にからかわれたことに立腹して拳銃を取り出したが、すぐにホルスターにしまったという。同僚が上司に報告して発覚した。
大嶌正洋警務部参事官の話 厳粛に受け止め、厳正に処分した。業務や人事の管理をさらに徹底し、再発防止に努めたい。