米国がん学会で精密がん治療薬のデータを発表=英エクセンシア〔BW〕
2023年03月24日07時13分
【ビジネスワイヤ】人工知能(AI)製薬技術の英エクセンシアは、2023年米国がん学会(4月14~19日、フロリダ州オーランド)でポスター発表する4件のアブストラクトが受理されたと発表した。同社の精密がん治療プラットフォームは、疾患の新規標的や治療効果を上げる患者の選択に効果を発揮する。学会では、腎細胞がんと非小細胞肺がんでA2A受容体拮抗薬「EXS21546」を検討中のIGNITE第1/2相試験における初回ヒト試験のデータを発表する。同試験ではEXS21546をチェックポイント阻害のPD-1阻害剤と併用し、免疫抑制的なアデノシンのバイオマーカー「アデノシン負荷スコア」(ABS)により、薬剤反応者の割合を高めている。さらに、可逆性などを備えたLSD1阻害剤「EXS74539」の小細胞肺がんにおける抗腫瘍反応や、原発性卵巣がんにおける新規標的経路の発見についても報告する。
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