支度部屋　大相撲春場所

　◇一生懸命
　王鵬　元大関の朝乃山に対し、もろ差しを果たして快勝。星を五分に戻し、「一生懸命やっていて、それがいい方向に向かっている。残りを全部勝って終われるようにしたい」。
　◇一つずつ
　金峰山　左で前まわしを引き、水戸龍を寄り切る。新入幕で勝ち越しを決め、「一つずつ、けがをしないように頑張りたい」。
　◇重ねていく
　正代　うるさい翔猿の攻め手を封じて寄り切り、４日ぶりの白星で勝ち越しに王手。通算４００勝に「５００勝、６００勝と重ねていければいい。あと３日間、あまり考え過ぎずにいきたい」。
　◇優勝考えず
　若元春　遠藤との３敗同士の対戦を制す。土俵際の小手投げで白星を拾った一番に「全然、前に攻めることができなかった。優勝は考えず、自分の精いっぱいを出し切れればいい」。
　◇硬くなっている
　翠富士　１０連勝から２連敗を喫し、大栄翔にトップで並ばれる。粘りも及ばず若隆景に屈し、「硬くなっているみたい。自分から攻めていきたい」。