〔新規公開〕ココルポート、３１日東証グロース市場上場　福祉事業所を運営

　障害者総合支援法に基づき就労移行支援、自立訓練などの福祉サービスを提供する「ココルポート」（川崎市）が３１日、東証グロース市場へ上場する。上場に当たり、新規発行２５万株を公募で売り出し、約７億円調達。サービス拡大のための新規事業所開設やシステム投資、人件費、人材採用費に充てる。
　２０１２年設立。福祉サービスを提供する事業所を首都圏や東海、関西、福岡を中心に拡大し、現在は、９２の事業所を運営する。利用者の多くは精神障害があり、個人に合わせた個別支援が特徴。佐原敦矢社長は「利用者に楽しんで来てもらえるようにすることが就労につながる」と話す。