パンサラッサに注目　イクイノックスなども出走―競馬ドバイ国際競走

　競馬のドバイ国際競走は２５日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイのメイダン競馬場で行われる。昨年のターフ（ＧI、芝１８００メートル）を制したパンサラッサが、今年はメインのワールドカップ（ＧI、ダート２０００メートル）に出走。結果次第では、獲得賞金総額で名牝アーモンドアイを抜いて歴代１位になる。
　２月に世界最高賞金レースのサウジカップ（ＧI、ダート１８００メートル）を日本馬として初制覇。１３億円以上の賞金を獲得し、一気に歴代３位に浮上した。持ち味の先行力を生かし、再び世界に存在感を示せるか。手綱を取る吉田豊騎手は「二枚腰がある」と粘り強さを評価する。
　最大のライバルになりそうなのが、サウジカップ２着のカントリーグラマー（米国）。昨年のワールドカップを制しており、史上２頭目の連覇が懸かる。
　シーマクラシック（ＧI、芝２４１０メートル）では、中央競馬で昨年の年度代表馬に輝いたイクイノックスが海外レース初挑戦。シャフリヤールは同レース初の連覇を狙う。