球界からも喜び続々 稲葉さん「これぞ日本野球」―WBC
2023年03月22日19時17分
侍ジャパンが世界一を奪還し、プロ野球界からも喜びの声が上がった。
東京五輪で監督として日本代表を金メダル獲得に導いた日本ハムの稲葉篤紀ゼネラルマネジャーは「感動した。これぞ日本の野球というものを見せてくれた」と称賛。2009年には、選手としてWBC優勝を経験しており、「あの時も全員が一つになった。結束力が日本の素晴らしいところ」と話した。
06、09年の連覇に貢献したヤクルトの青木宣親外野手は「誇りに思う。みんな心身共に疲れていると思うので、ひとまず休んで」とコメント。村上ら4人を送り出した高津臣吾監督は「常にハラハラ、ドキドキ」と笑い、「絶対世界一になると挑み、なれたのは価値がある」と評した。
決勝の米国戦で先発登板した今永が所属するDeNAの三浦大輔監督は、「世界一を奪還し、盛り上がってペナントレースに入れる」。オリックスの中嶋聡監督は山本ら所属する4投手に対し、「感動を与えてくれた。非常にいい財産。これからの野球人生にいいことだと思う」と目を細めた。
西武の松井稼頭央監督は、右手小指を負傷しながら戦い抜いた源田について「最後まで出られたのは野球人としてすごい。笑顔で帰ってきてほしい」とねぎらった。