狛江事件、新たに1人起訴 実行役、強盗致死罪など―東京地検支部
2023年03月22日12時09分
東京都狛江市の民家で大塩衣与さん=当時(90)=が暴行を受け死亡した事件で、東京地検立川支部は22日、強盗致死と住居侵入の罪で、新たに実行役の無職加藤臣吾容疑者(24)を起訴した。
狛江事件、東京地検支部が実行役2人起訴 強盗致死罪など―指示役特定へ捜査継続
事件を巡っては実行役の野村広之(52)、永田陸人(21)両被告が同罪で起訴され、男子大学生(19)が強盗致死などの非行内容で家裁送致されている。
起訴状によると、加藤容疑者は1月19日、野村被告らと共謀し、大塩さんの両手を結束バンドで縛って腹部を蹴ったりバールで殴ったりして死亡させ、高級腕時計など4点(計約59万円相当)を奪ったとされる。
加藤容疑者は昨年12月に広島市内で発生した強盗傷害事件にも関与したとして逮捕、起訴された。