侍ジャパン、世界一 14年ぶり栄冠、大谷MVP―米国下し3度目・WBC
2023年03月22日15時27分
【マイアミ時事】野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米フロリダ州マイアミで決勝が行われ、日本代表「侍ジャパン」が米国を3―2で下し、2006年の第1回、09年の第2回大会に次ぐ3大会ぶり3度目の優勝を果たした。
日本は1次リーグから7戦全勝。東京では1次リーグと準々決勝で5連勝した。米国に舞台を移しての準決勝はメキシコ、決勝では米国に勝利。ともに米大リーグ選手をそろえる強豪を退けた。
決勝は1点リードの三回から小刻みに継投し、九回には投打二刀流の大谷翔平選手(エンゼルス)が指名打者から登板。無失点救援で逃げ切り、最優秀選手(MVP)に選ばれた。
日本代表はプロ野球の主力選手に加え、大谷選手、ダルビッシュ有投手(パドレス)ら大リーガーが参加。「史上最強」の呼び声通りの快進撃で米国の連覇を阻み、14年ぶりの世界一に輝いた。