NY円下落、132円台半ば
2023年03月22日07時12分
【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク外国為替市場では、金融システム不安の後退を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=132円台半ばに下落した。午後5時現在は132円40~50銭と、前日同時刻比1円14銭の円安・ドル高。
イエレン米財務長官がこの日、新たに発生する銀行危機についても預金全額保護の措置を取ると明言。市場では金融システムに対する不安が和らぎ、安全資産とされる円を売り戻す動きが広がった。
円は対ユーロでも売られ、1ユーロ=142円62~72銭と、1円73銭の円安・ユーロ高。