豊田合成、王者の意地　ハンドボール日本リーグ

　豊田合成が王者の意地を見せた。計８０分間で決着がつかず、７メートルスロー戦も７人目までもつれる激闘。計６得点の古屋は「諦めたら終わりだと思った。しんどい試合だった」とほっとした様子で語った。
　１度目の延長戦では、後半残り１分を切った時点で３点ビハインドと追い込まれたが、出村の連続得点と古屋のゴールで同点に。土壇場の粘りで優勝を引き寄せ、田中監督は「勝つための執念を見せられた」と言葉に力を込めた。