不祥事根絶へ「有効策続ける」　向山本部長が就任会見―大阪府警

　２０日付で就任した大阪府警の向山喜浩本部長（５６）が同日、府警本部で記者会見した。府警福島署で昨年発生した女性殺害事件の容疑者自殺などの不祥事に触れ、「（根絶に向けた）特効策はないのが実態だ。有効と考えられる対策をやり尽くし、粘り強く続けることに尽きるのではないか」と強調した。

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　自殺問題を巡っては、留置管理担当の福島署員が内規に反して容疑者の私物点検を怠っていたのに、実施したと虚偽報告していたことなどが判明。向山本部長は「警察は物事の真実を解明する責任を負っている。事実に対しては絶対に誠実でなければならない」と話した。