力の差見せつけた米国 キューバから14得点―WBC
2023年03月20日15時34分
連覇に王手をかけた。準々決勝から連戦となった米国が、逆転勝ちした前夜の勢いそのままにキューバを圧倒した。守備の乱れなどから一回に先制を許したものの、直後にゴールドシュミットの2ランで逆転。その後も手を緩めず、14安打で14点を奪った。
9番ターナーは準々決勝での逆転満塁弾に続き、この日も2本塁打で4打点。「記録のことは気にしていないが、このメンバーで勝ちたい。(決勝で)もう一回、この数字を出したい」。2021年に首位打者に輝き、昨季はドジャースで100打点を挙げた実力者だが、スターぞろいの米国代表では下位に座る。「少し時間はかかったが、今は自分たちのペースでいい野球ができている」と、打線全体の復調も感じている。
投手陣はウェーンライトとマイコラスの両ベテランが4回ずつ投げ、決勝に向けて救援陣の温存に成功。デローサ監督は「とてもうまくいった」と上機嫌で話し、決勝ではダイヤモンドバックスの右腕ケリーが先発する見込みと明かした。 (マイアミ時事)