大谷「勝つだけ」 決勝の救援登板も視野―WBC
2023年03月20日09時11分
大谷はメキシコとの準決勝を翌日に控え、「勝つだけ。投手が抑えてくれると信じているので、打者がどれだけ楽にさせてあげられるかが勝負」と意気込みを語った。
相手先発はエンゼルスの同僚サンドバル。チームで共に先発ローテーションを担う左腕との対決に、「しっかりと自分のスイングができれば、問題ない」と自信をのぞかせた。
この日は打撃練習を行わず、投手としての調整に時間を割いた。準決勝での登板予定はないものの、21日の決勝については「中継ぎでいく準備は、もちろんしたい。自分の体と相談しながら決めたい」と二刀流での出場も視野に入れる。
前夜は山本、ヌートバーらと食事に出かけ、米国―ベネズエラの準々決勝を一緒にテレビ観戦した。「みんなマイアミに来て楽しんでいるし、変に硬くなることもなく自然体でやれている。雰囲気はいい」。グラウンドを離れても、選手らと交流を深めている。
日本から時差13時間のマイアミに移動し、迎える一戦。「(状態は)100%ではないが、みんなそう。厳しい日程の中で、やれることをしっかりやりたい」。大谷がバットで決勝へと導く。 (マイアミ時事)