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5月に米で閣僚会合 年内の成果狙う―IPEF

2023年03月19日20時27分

 【ワシントン時事】バイデン米政権が中国への対抗を念頭に主導する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の閣僚級会合が、5月に米国で開催される見通しとなった。米国や日本、インドネシアなど全14カ国の閣僚級が対面で会合を開くのは昨年9月以来。インドネシア政府が19日までに明らかにした。

林氏「インド太平洋」で協力 ソロモン外相と会談

 タイ米通商代表部(USTR)代表とインドネシアのハルタルト経済担当調整相が先週、オンラインで会談し、5月に米国で閣僚級会合を開く方針を確認した。米国は同月下旬に米ミシガン州デトロイトでアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合を主催する予定で、これに合わせてIPEFの交渉も行う方向だ。
 IPEFに参加する14カ国は昨年9月に米カリフォルニア州ロサンゼルスで閣僚級会合を開き、正式交渉入りを宣言した。米国はAPEC議長国を務める2023年中にIPEFでも一定の合意に達したい考えで、3回目となる首席交渉官会合が今月13~19日にインドネシアのバリ島で開かれた。

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