ロシア選手らの除外継続支持 パリ五輪ボイコットは反対―ドイツ五輪委
2023年03月19日20時04分
ドイツ・オリンピック委員会は17日、ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手の国際大会除外継続を求めると発表した。「戦争プロパガンダの目的で、選手の国際大会参加や成功を悪用する機会を与えてはならない」とした。
両国の参加を理由とした2024年パリ五輪のボイコットには反対の意向。国際オリンピック委員会(IOC)は、「中立」の立場などの条件付きでロシア選手らの国際大会復帰を検討する方針を示し、欧州などが反発。ウクライナ・オリンピック委員会は除外の継続を求め、パリ五輪のボイコットを示唆している。
フェンシングでは先に、国際連盟がロシアとベラルーシの選手の国際大会参加を認めたことを受け、ドイツで5月に予定されていた女子フルーレのワールドカップ(W杯)が中止となった。 (時事)