西武の平良、無失点続く　プロ野球オープン戦

　今季から先発に転向する西武の平良が２番手で登板し、４回無失点。最速１５４キロの直球、変化球とも制球が良く、５６球で収めた。「いろいろな球種で打ち取れているし、本当に手応えはいい」と実感を込めた。
　ロッテの４番山口の打球が左腕に当たっても「かすっただけ」と動じず、２安打無四球。オープン戦３試合で計１４回を無失点とし、「１イニング１イニングをゼロで抑えることの積み重ね。そこは中継ぎと同じ気持ち」と冷静に話した。
　先発の調整方法にもなじんできており、開幕に向けて順調に歩んでいる。オープン戦はあと１試合に登板の見込みで「球数をしっかり減らせるような投球をしたい」と、内容を突き詰めていく。