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歴史に挑む村元、高橋組 全日本覇者として―世界フィギュア

2023年03月19日15時42分

全日本選手権アイスダンスのフリーで演技する村元哉中(左)、高橋大輔組=2022年12月24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム

全日本選手権アイスダンスのフリーで演技する村元哉中(左)、高橋大輔組=2022年12月24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム

 フィギュアスケートの世界選手権(22日開幕、さいたまスーパーアリーナ)で、アイスダンスは村元哉中、高橋大輔組(関大ク)が、昨年に続く2度目の出場で初めて全日本覇者として臨む。

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 結成3季目の今季は目に見える結果が付いてきた。昨年10月のデニス・テン・メモリアル・チャレンジで、国際スケート連盟(ISU)公認大会初優勝。今季の目標としていた全日本選手権制覇も果たした。四大陸選手権はフリーでの転倒もあって9位に終わったが、高橋は「細かいところを詰めてやっていければ」と話し、演技の完成度には手応えを感じている。
 高橋が世界選手権に出場するのはシングル時代も含めて10度目。フリーの「オペラ座の怪人」は、東京開催だった2007年大会の男子で2位となった時の楽曲でもあり、思い入れは強い。「シングルの時はダンスをしている感じで、今回は役を演じている感じ。自分の中で入り込み方が違う感じがある」という。
 アイスダンスで日本勢の世界選手権最高順位は村元がクリス・リードと組んだ18年大会の11位。現在国際大会から除外されているロシアが伝統的に強く、欧米が高い実力を誇ってきた。昨年16位だった村元、高橋組は、今季ベストスコア(188.30点)がエントリーした組で12番目。日本アイスダンスの歴史を塗り替えられるか。

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