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メジャー候補に熱視線 山本ら待ち構えるスカウト―WBC

2023年03月18日16時04分

オーストラリア戦の山本由伸(写真左)とチェコ戦の佐々木朗希

オーストラリア戦の山本由伸(写真左)とチェコ戦の佐々木朗希

 舞台は東京からマイアミへ。米国に乗り込んだ侍ジャパンで、「近い未来の大リーガー」と評される山本由伸(オリックス)、佐々木朗希(ロッテ)両投手らに、米球団から熱い視線が注がれている。

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 山本は1次リーグのオーストラリア戦に先発して4回を投げ8奪三振、1安打無失点。日本球界のエースに対し、「正式にポスティングが決まれば迎えられる準備をしている」というドジャースをはじめ、多くの球団が興味を示す。
 佐々木朗はチェコ戦で3回3分の2を2安打1失点(自責0)の好投。164キロの速球と落差のあるフォークが光り、こちらも8三振を奪った。ツイッターのWBC公式アカウントは「彼をもっと知るべきだ。彼の球はえぐい」と記した。
 マイアミでは決定権を持つメジャー各球団の幹部も視察する。カージナルスの日本駐在スカウトを務める大慈彌功さんは、米国に移った日本代表メンバーに向ける各スカウトの意識をこう説明した。「メジャーリーガーで構成され、レベルが格段に上がるチームと対戦する。真剣勝負でどういう投球、打撃をするか、対応するかを、より細かくチェックする」
 投手だけではなく、村上(ヤクルト)ら打者も評価の対象となる。グラウンド同様、舞台裏も熱を帯びそうだ。

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