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連覇懸かる宇野と坂本 女子は混戦か―世界フィギュア

2023年03月17日19時21分

全日本選手権で演技する宇野昌磨(写真左)と坂本花織(同右)=2022年12月、大阪・東和薬品ラクタブドーム

全日本選手権で演技する宇野昌磨(写真左)と坂本花織(同右)=2022年12月、大阪・東和薬品ラクタブドーム

 フィギュアスケートの世界選手権は22日から、さいたまスーパーアリーナで行われる。2019年以来の日本開催。男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)と女子の坂本花織(シスメックス)が、ともに連覇を懸けて臨む。

〔写真特集〕男子フィギュア 宇野昌磨

 宇野は今季国内外で負けなし。グランプリ(GP)シリーズで連勝し、GPファイナルは今季世界最高の300点超えで初制覇。全日本選手権は2位以下に大差をつけ3年ぶりの頂点に立った。
 フリーで4種類5本の4回転ジャンプに挑んでおり、GPファイナルでは4本を決めた。史上初めてクワッドアクセル(4回転半)を成功させたイリア・マリニン(米国)ら強豪もいるが、優勝候補の最有力。「連覇できるように最善を尽くしたい」と気負いはない。
 坂本は今季序盤から不調で、GPファイナルはフリーで崩れて5位に沈んだ。全日本選手権は連覇したが、調子が安定しない。今回と同じ日本開催で初出場だった4年前は5位に終わり、悔し涙を流した。「今度こそショートもフリーもそろえて、満足できる結果で終わりたい」と意気込む。
 国際大会から除外されている強豪ロシア勢は不在で、女子は混戦。GPファイナルを制した三原舞依(シスメックス)、全米女王の16歳イザボー・レビト(米国)、昨年準優勝のルーナ・ヘンドリックス(ベルギー)らも優勝争いに絡みそうだ。

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