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スロバキアも戦闘機供与へ ウクライナ支援加速

2023年03月17日20時44分

スロバキアのヘゲル首相=2月9日、ブリュッセル(EPA時事)

スロバキアのヘゲル首相=2月9日、ブリュッセル(EPA時事)

  • 旧ソ連製の戦闘機「ミグ29」=2019年8月、モスクワ近郊ジュコフスキー(EPA時事)

 【ベルリン時事】欧米メディアによると、スロバキアのヘゲル首相は17日、ロシアが侵攻するウクライナに、旧ソ連製の戦闘機「ミグ29」13機を引き渡すことを政府として承認したと発表した。引き渡しの時期は不明。既に供与を決めたポーランドに続く動きで、欧米諸国によるウクライナに対する兵器支援が加速する。

戦闘機、初のウクライナ供与へ ソ連製、数日中に4機―ポーランド

 今回の決定についてヘゲル氏は「ウクライナ、ポーランドと密接に連携している」と述べた。協調して戦闘機支援の拡大を目指す構えだ。スロバキアは昨夏、自国軍のミグ29を退役させ、米国製のF16戦闘機に置き換えることを決めていた。
 ポーランドは今月16日、4機のミグ29を数日中に供与すると明らかにした。ポーランドとスロバキアは北大西洋条約機構(NATO)に加盟している。
 一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、スロバキアの発表を受け「兵器支援が軍事作戦の結果を変えることはない。すべて破壊される」と反発した。

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