「カルディ」運営会社に勧告 不当に下請け代金減額―公取委
2023年03月17日18時06分
輸入食品販売の小売店「カルディコーヒーファーム」を運営する「キャメル珈琲」(東京都世田谷区)が下請け業者に対し、不当な代金減額や商品返品を行ったとして、公正取引委員会は17日、下請法違反で再発防止などを勧告したと発表した。
発表によると、キャメル珈琲は2021年5月~22年12月、下請け業者が納入したプライベートブランド商品がオンラインストア用であるにもかかわらず、物流センターの使用料が掛かるとして下請け代金を減額。また、品質検査を行っていないのに包装不良があるとして商品を返品したり、返品に掛かる人件費の負担を求めたりしていた。