名古屋、京都など桜開花 記録的に早い所多く―気象庁
2023年03月17日18時01分
気象庁は17日、埼玉県熊谷市と甲府市、名古屋市、京都市、高知市にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が開花したと発表した。熊谷と甲府は2002年、名古屋は1989年と90年、21年の最も早い記録に並んだ。京都は21年の3月16日に次いで、2番目に早かった。
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今春の開花は14日の東京都千代田区(靖国神社)、15日の横浜市、16日の岐阜市とも、過去最も早い記録に並んでいる。3月上旬の平均気温は関東甲信で平年を3.7度、東海で2.8度、近畿で2.7度上回り、いずれも46年の統計開始以来、最も高かった。この暖かさが影響したとみられる。
各地の開花が昨年や平年より早かった日数は次の通り。
熊谷=7日、10日▽甲府=4日、8日▽名古屋=5日、7日▽京都=7日、9日▽高知=2日、5日。