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棚田振興、39団体に感謝状 住民と連携した保全促進 農水省

2023年03月20日08時00分

棚田振興に貢献したとして特別感謝状を贈られた団体の関係者ら=9日、時事通信ビル

棚田振興に貢献したとして特別感謝状を贈られた団体の関係者ら=9日、時事通信ビル

 棚田振興に貢献する団体を表彰する「つなぐ棚田遺産感謝状」の贈呈式が9日、東京・銀座の時事通信ビルで行われた。農林水産省が、地元住民と企業、大学、NPOが連携した保全活動などを広めようと初めて実施。主に都道府県の推薦を受け有識者委員会で選定された34団体に感謝状を、特に優れた5団体に特別感謝状を贈った。
 特別感謝状を贈られた大塚商会は、社員や家族が大山千枚田(千葉県鴨川市)で田植えや稲刈りなどを実施。同社環境・社会貢献課の常岡千恵美課長は「豊かな自然の中で行う農作業は貴重な機会で、みんな楽しく参加している」と報告した。大山千枚田保存会の石田三示理事長は「支援が棚田の存続に大きな力となった」と述べた。
 人口減少や高齢化が進み、棚田の維持・管理が難しくなる中、棚田学会の山路永司会長は「こうした連携がより重要になってくる」と強調。農水省の冨田晋司地域振興課長は「より多くの企業と棚田地域を結び付ける契機になれば」と話した。
 贈呈式には▽鳥取大の学生を農村に派遣する活動を続けるNPO法人bankup▽新潟県内で多くの棚田地域を支援するナルサワコンサルタント▽中山千枚田(香川県小豆島町)の保全に関わるタケサンフーズ▽ふるさと納税ポータルサイトで棚田の応援につながる返礼品を特集した「さとふる」―の関係者も出席し、特別感謝状が手渡された。
 「つなぐ棚田遺産」感謝状贈呈に関するサイトはこちら(https://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/kansyajyosentei.html)。【もぎたて便】

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