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石垣島に陸自駐屯地開設 南西諸島防衛の空白解消―防衛省

2023年03月16日17時22分

編成完結式を終えた陸上自衛隊石垣駐屯地の隊員ら=16日、沖縄県石垣市(陸自提供)

編成完結式を終えた陸上自衛隊石垣駐屯地の隊員ら=16日、沖縄県石垣市(陸自提供)

  • 新たに開設された陸上自衛隊石垣駐屯地の庁舎と国旗掲揚台=16日、沖縄県石垣市(陸自提供)
  • 定例記者会見で陸上自衛隊石垣駐屯地の開設意義を説明する吉田圭秀陸上幕僚長=16日午後、東京・市谷の防衛省

 防衛省は16日、沖縄県の石垣島に陸上自衛隊の石垣駐屯地を開設した。海洋進出を強める中国を念頭に置いた南西諸島の防衛強化の一環で、ミサイル部隊など約570人が配備される。石垣島に自衛隊の施設ができるのは初めてで、陸自トップの吉田圭秀陸上幕僚長は同日の記者会見で「陸自の空白が解消され、抑止力が高まる」と話した。

南西諸島、陸自「空白」解消へ 石垣島に初の駐屯地、16日開設

 防衛省は2013年の防衛大綱で、南西諸島に防衛の空白地域があるとして、解消に向け陸自部隊の配備を計画。16年以降に沖縄県の与那国島や宮古島、鹿児島県の奄美大島に相次いで駐屯地を開設していた。

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