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「無人機回収」目指す プーチン政権、米を非難

2023年03月16日08時18分

ロシアのプーチン大統領(右)とペスコフ大統領報道官=2022年12月、ビシケク(AFP時事)

ロシアのプーチン大統領(右)とペスコフ大統領報道官=2022年12月、ビシケク(AFP時事)

 ロシアのプーチン政権は15日、黒海上空の国際空域で米軍の無人機MQ9が墜落した事件について、ロシア軍のスホイ27戦闘機と衝突していないと改めて主張する一方、無人機の回収を目指す立場を示した。政権高官の発言をロシア国営テレビが伝えた。

軍事対立のリスク浮き彫り 米無人機、ロシア軍機と衝突―黒海上空の国際空域で

 プーチン大統領は15日中にコメントしなかったが、ペスコフ大統領報道官は「(本人に)もちろん報告されている」と説明。記者団に対し、そもそも無人機が飛来したのが問題の発端と述べ、米側を非難した。
 プーチン氏の最側近の高官のうち、パトルシェフ安全保障会議書記は「できるかどうか分からないが(無人機を)回収しなければならない。必ず着手する」と強調。ナルイシキン対外情報局(SVR)長官は「(回収・分析することは)技術的に可能」という認識を示した。

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