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言語AIの次世代版開発 「GPT4」、性能向上―米新興企業

2023年03月15日07時51分

オープンAIと「チャットGPT」のロゴ(AFP時事)

オープンAIと「チャットGPT」のロゴ(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米新興企業オープンAIは14日、大規模言語モデルに分類される人工知能(AI)の次世代版「GPT4」を開発したと発表した。現行の「GPT3.5」から学術的な問題への回答能力などが向上。「信頼性が高く、創造的で、より微妙な指示もこなせる」(同社)という。

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 GPT4は、同社が手掛ける対話型AI「チャットGPT」の有料版に搭載する予定。資本提携先の米マイクロソフトはこの日、利用者を絞って展開中の対話型AIを搭載した検索エンジン「Bing(ビング)」で、既にこの技術を使っていると明らかにした。大規模言語モデルは、短い文章などによる指示を受け、文章や要約を作成することができる。
 オープンAIによると、「3.5」では司法試験の模擬テストの点数が合格者の下位10%程度だったのに対し、「4」では上位10%程度に上昇した。同社は、入力された画像の面白い部分を「4」が解説するデモ画面なども示した。

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