日韓首脳、共同会見を実施へ　１６日の会談後、文書は見送り

　日韓首脳が１６日の会談後に共同記者会見を行う方向で調整していることが分かった。岸田文雄首相は徴用工問題に関する韓国側の解決策を改めて「評価」し、尹錫悦大統領は関係改善に向けた意気込みを示すとみられる。政府関係者が１４日、明らかにした。

徴用工解決策「過剰評価」懸念 日韓首脳会談前に自民保守派

　一方、共同文書については、文言調整で難航が予想されるため、見送られる見通しだ。外務省によると、日韓首脳の共同会見は２０１１年に当時の野田佳彦首相と李明博大統領が行って以来、約１２年ぶり。