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東京株、610円安 金利も低下、米銀破綻でリスク回避

2023年03月14日19時00分

大幅に続落した日経平均株価の終値を示すモニター=14日午後、東京都中央区

大幅に続落した日経平均株価の終値を示すモニター=14日午後、東京都中央区

  • 一時0.240%まで低下した長期金利を示すモニター=14日午後、東京都中央区

 14日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に3営業日続落した。米国の中堅銀行の破綻を背景に、投資家がリスク回避の動きを強めて売りが膨らみ、日経平均の下げ幅は一時前日比700円超まで拡大した。終値は610円92銭安の2万7222円04銭。下げ幅は3日間で計1400円を超えた。東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時0.240%に低下(債券価格は上昇)した。

日本へ影響「可能性低い」 米銀破綻で金融相

 米中堅銀行2行の経営破綻を受け、大手行を中心に銀行株が売られたほか、保険や証券など金融株が幅広く下落した。米長期金利低下に伴い円高に振れたため、自動車株が軒並み安となるなど輸出関連業種も弱さが目立った。株価下落を受け、日銀は14日、前日に続き上場投資信託(ETF)を701億円買い入れた。

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