白川前日銀総裁ら参列 故小宮隆太郎氏お別れ会
2023年03月14日15時03分
戦後日本を代表する経済学者で昨年10月に老衰のため93歳で亡くなった小宮隆太郎氏(東大名誉教授)のお別れの会が14日、東京都内で開かれた。学生時代にゼミで学んだ前日本商工会議所会頭の三村明夫日本製鉄名誉会長や前日銀総裁の白川方明青山学院大特別招聘(しょうへい)教授らが参列。献花して恩師を悼んだ。
小宮氏は近代経済学の発展に貢献したほか、国際経済学でも議論をけん引した。三村氏は「戦後日本の学会や論壇をリードし続けた経済学者であるとともに、厳しくも温かい教育者だった」と別れの言葉を読み上げた。
白川氏は「バブル期の経済政策運営の誤りを真正面からリアルタイムで指摘した真の経済学者だった」と語った。金融政策の責任を担う日銀総裁当時は「難しい判断のたびに、先生の姿勢を思い起こすことで、仕事に必要な勇気を頂いた」と振り返った。