米ＦＲＢ、破綻銀行の監督・規制を点検　５月１日までに結果公表

　【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は１３日、米中堅銀行シリコンバレーバンク（ＳＶＢ）の経営破綻を受け、同行に対して実施していた監督と規制の在り方を点検すると発表した。教訓を今後の金融行政に生かす考え。バー副議長（金融規制担当）が主導し、５月１日までに結果を公表する。

連鎖破綻阻止へ、預金全額保護　銀行の公的救済は否定―米当局

　ＳＶＢなどの破綻を巡っては、２００８年の金融危機を受けて厳格化した金融規制が、一部緩和されていたとの批判が出ている。バイデン大統領はこの日の演説で「規制強化を議会や当局に求める」と強調した。