インドネシアで首席交渉官会合 デジタル経済議論―IPEF
2023年03月13日18時53分
【ワシントン時事】米国や日本など14カ国が参加する経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の首席交渉官会合が13日、インドネシアのバリ島で始まった。電子商取引の普及で重要性が高まるデジタル経済のルールづくりに本格的に着手する。交渉は19日まで行われる。
首席交渉官会合は、昨年9月に正式交渉入りを宣言して以降3回目。米国の交渉責任者を務めるレモンド商務長官は9日の電話記者会見で、年末までに一定の合意を目指す意向を表明した。タイ米通商代表部(USTR)代表も、IPEFの実現を今年の最優先課題に挙げている。