ヘンリー王子長女は「リリベット・ダイアナ王女」　称号問題解消へ

【ロンドン（英国）ＡＦＰ＝時事】ヘンリー英王子と妻メーガン妃が、長女のリリベットちゃん（１）に「王女」の称号を使い始めた。夫妻の２人の子どもの「称号問題」は解消に向かうことになりそうだ。（写真は資料写真）
　夫妻の広報担当者は英ＰＡ通信に対し、「リリベット・ダイアナ王女」の洗礼式が３日に行われたと説明した。式は米カリフォルニア州にある夫妻の自宅で行われたとされる。
　長男アーチーちゃん（３）とリリベットちゃんは、昨年９月に王子の父チャールズ国王が即位したことで自動的に「王子」と「王女」となった。しかし、英王室の公式ウェブサイトにある王位継承順位のページでは、敬称は「君」と「嬢」のままとなっている。
　英王室はこれについてＰＡ通信に対し、ページを更新する予定だと述べた。
　王子夫妻は２０２０年に王族を離脱しカリフォルニア州に移住したが、称号の使用をめぐる問題は火種の一つとなっていた。メーガン妃は２１年３月放送の米トーク番組司会者オプラ・ウィンフリーさんとのインタビューで、王室はアーチーちゃんを「王子にしたくなかった」と語っていた。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】
〔ＡＦＰ＝時事〕