GX実現に向けた基本方針
2023年03月08日17時33分
GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針 脱炭素社会実現のため岸田政権が2月に閣議決定した基本方針。原子力を「最大限活用」する方針を明記した。政府はこれに基づき、原子力基本法など関連する5本の改正案を一本化した「束ね法案」を今国会に提出した。
基本方針では既存原発の活用に向け、現在「原則40年、最長60年」とする運転期間から安全審査などによる停止期間を除外し、事実上の「60年超」運転を容認。次世代型原発の導入では、廃炉の決まった原発の敷地内で建て替えを進める方針を盛り込んだ。