えくぼのスフィンクス像発見 エジプト

2023年03月07日15時19分

【カイロAFP=時事】エジプト観光・考古省は6日、同国で最も保存状態の良い古代遺跡の一つ「ハトホル神殿」付近で、「両ほほにえくぼのある」スフィンクス像を発見したと発表した。(写真は、南部ケナ県にある「ハトホル神殿」付近で発掘されたスフィンクス像)

〔写真特集〕縄で縛られたミイラ

 像は神殿近くの2層構造の墓の中で見つかった。古代ローマの皇帝をかたどったものとみられ、石灰石でできている。
 同省によると、「美しく正確に彫られた」像の隣には、古代エジプトの象形文字ヒエログリフの一種で、筆記体の民衆文字(デモティック)で書かれたローマ時代の石碑もあった。
 碑文を完全に解読できれば、いずれの皇帝の像なのか判明する可能性があるという。現地の考古学者の間では、第4代皇帝クラウディウスとの見方がある。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

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