米国防長官がイラク電撃訪問 開戦20年前に関係強化
2023年03月07日21時00分
【カイロ時事】オースティン米国防長官は7日、予告なしにイラクの首都バグダッドを訪問した。ロイター通信によると、オースティン氏はイラクのスダニ首相、北部にあるクルド自治政府のバルザニ議長と会談。2003年の米国によるイラク戦争開戦から今月20日で20年を迎えるのを前に、米軍の駐留継続を柱とした関係強化を図るとみられる。
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ロイターによれば、オースティン氏はスダニ氏との会談後、記者団に対し、米軍がイラクの求めに応じ「イラクにとどまる用意がある」と強調。「米国はイラクの安全、安定、主権を支援するため、パートナーシップを引き続き強化し、拡大する」と語った。