ロヒンギャ難民キャンプで火災 1万2000人が住まい失う バングラデシュ

2023年03月06日15時27分

【クトゥパロン(バングラデシュ)AFP=時事】バングラデシュ南東部にあるミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャの難民キャンプで5日、火災が発生し、約1万2000人が住まいを失った。(写真は、火災発生後のロヒンギャの難民キャンプの様子)
 バングラデシュの難民問題担当者によると、火災は世界最大規模の難民キャンプ「クトゥパロン」で午後2時45分ごろに発生。竹や防水シートなどで造られた約2000戸の小屋があっという間に炎上した。
 少なくとも35のモスク(イスラム礼拝所)と21の学習施設も燃えたが、現時点では死傷者の報告はないという。
 火は3時間弱で消し止められた。出火原因は不明で、当局は調査を命じている。
 クトゥパロンでは100万人近いロヒンギャ難民が劣悪な環境で暮らしており、火災も頻発している。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

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