ジョコ、ＢＮＰパリバＯＰ欠場　ワクチン未接種で米入国できず

【ロサンゼルス（米国）ＡＦＰ＝時事】米インディアンウェルズで今週開幕するテニス、ＢＮＰパリバ・オープンの主催者は５日、男子世界ランキング１位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）が欠場すると発表した。（写真はノバク・ジョコビッチ）
　米国は現在も外国人入国者に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けており、ワクチン未接種のジョコビッチは米当局に入国の特別許可を申請していたが、認められなかった。
　ＢＮＰパリバ・オープンの後にはフロリダ州でマイアミ・オープンも開催されるが、米当局が方針を変更しない限り同様に欠場することになるとみられる。
　昨季はワクチン未接種のため全豪オープン開幕直前にオーストラリアから国外追放となると、その後のウィンブルドン選手権には出場して優勝を果たしたが、全米オープンは入国制限のため出られなかった。
　ジョコビッチは今年１月の全豪オープンで四大大会（グランドスラム）歴代最多タイの２２勝目を挙げると、前週のドバイ・テニス選手権準決勝でダニール・メドベージェフに敗れるまで２０連勝していた。
　ＢＮＰパリバ・オープンでは、ジョコビッチの代わりにニコラス・バシラシビリ（ジョージア）が本戦入りする。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】
〔ＡＦＰ＝時事〕