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放射性物質検査

2023年03月05日15時05分

 放射性物質検査 東京電力福島第1原発事故以降、福島県などが農畜水産物や加工食品に対し定期的に行っている検査。地域別に出荷前、放射性物質濃度を測定し安全性を確認する。帰還困難区域に設定された地域で営農を再開する場合は、土壌や収穫物を検査し、基準値を下回ることを確認した上で出荷制限などが解除される。自家消費用の野菜を自主検査できるよう、県は簡易分析装置を市町村の公民館や集会所などに設置している。
 県産米は全量全袋検査が行われてきたが、2015年度以降は基準値の超過がなかったことから、20年度から避難指示が出た12市町村を除きモニタリング検査に移行した。ただ、放射線の影響が出やすいきのこや山菜類については、多くの地域で採取や出荷の自粛要請が出ている。

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