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イランと「建設的な議論」 IAEAトップ、核疑惑巡り

2023年03月05日00時30分

4日、テヘランで記者会見し、握手を交わす国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(左)とイランのエスラミ原子力庁長官(AFP時事)

4日、テヘランで記者会見し、握手を交わす国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(左)とイランのエスラミ原子力庁長官(AFP時事)

 【ベルリン時事】イランを訪問している国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は4日、首都テヘランでエスラミ原子力庁長官と共同で記者会見し、「建設的な議論を行っており、重要な合意に向けて道が開かれつつある」と語った。AFP通信などが報じた。高濃縮ウランの検出問題や核合意再建を巡り意見が交わされたもようだ。

イランの高濃縮ウラン確認 兵器級に近い83.7%―IAEA

 グロッシ氏はライシ大統領とも会談。ライシ師の側近はツイッターで、同師がIAEAとの協力に前向きな姿勢を示しつつ「協力は、IAEAの独立性を維持しイランの権利を守ることによって継続できる」と説明したと明らかにした。対立する米欧をけん制した形だ。イラン国営通信によると、エスラミ氏も会見で「協力関係を損なう勢力の介入を避けることが重要だ」と述べた。

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