牛歩戦術の２議員を厳重注意　れいわ大石氏「不当」と反論―衆院

　衆院議院運営委員会の山口俊一委員長（自民）は３日、れいわ新選組の議員２人を国会内の自室に呼び、２０２３年度予算案採決時の行為に関し「議場の規律を乱した」として厳重注意した。２人は本会議で自席から投票箱までゆっくり歩いて時間を稼ぐ「牛歩」戦術などを行った。

れいわ２議員が牛歩　衆院本会議

　注意を受けたのは、れいわの大石晃子、櫛渕万里両共同代表。大石氏は山口氏に「一議員としての抵抗権がある」と反論。この後、記者団に「不当な厳重注意だ。少数会派の最大限の抵抗を秩序を乱したということだけで縛るのは危険だ」と訴えた。