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気温上昇、地上作戦に影響か ウクライナ要衝の戦闘―英分析

2023年03月02日20時18分

2日、ウクライナ南部ザポロジエ市で、ミサイル攻撃により崩壊した建物で作業する救助隊員ら(AFP時事)

2日、ウクライナ南部ザポロジエ市で、ミサイル攻撃により崩壊した建物で作業する救助隊員ら(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】英国防省は2日の戦況分析で、激戦の続くウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトについて、気温上昇によって地面がぬかるんでいるとして「地上作戦にさらなる困難が生じ、装甲車の移動が妨げられるだろう」との見方を示した。

要衝バフムト、ロシア軍の猛攻続く 戦闘激化の一途―ウクライナ

 英国防省は地面が夜間に凍結し、日中にぬかるむ状況が2月中旬から続いていると指摘。今春は平年よりも高い気温が予想されており、「移動が大幅に制限される」と述べた。
 バフムトを巡っては、ウクライナ軍が2日「(ロシア軍が)前進を続け市街を襲撃している」と明らかにした。ロイター通信は、ロシアが目標とするドンバス地方の掌握に向けてバフムトの奪取が非常に重要になっていると伝えた。

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