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先端技術で「中国が米国をリード」 豪研究所、民主主義国の結束促す

2023年03月02日18時42分

2022年11月3日、中国・杭州で開催されたクラウド・コンピューティングと人工知能(AI)に関する会議(AFP時事)

2022年11月3日、中国・杭州で開催されたクラウド・コンピューティングと人工知能(AI)に関する会議(AFP時事)

 【シドニー時事】オーストラリアのシンクタンク「豪戦略政策研究所(ASPI)」は2日、人工知能(AI)や防衛、環境などの分野に関連した先端技術について「中国が37項目で米国をリードしている」と分析した報告書をまとめた。同研究所は、中国が国策で研究・開発を優位に進めていると指摘し、民主主義諸国が結束して対処するよう促した。

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 同研究所は計44項目の先端技術について、論文の引用件数や特許取得の状況などを調査。このうち、中国が37項目でトップとなり、その内容は、ミサイルに応用される極超音速技術や、次世代通信規格「6G」を含む通信技術のほか、バイオ燃料、水素、電池といった環境技術など多岐にわたっている。

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