牛歩戦術の２議員を注意へ　日銀人事採決は９日で調整―衆院

　衆院議院運営委員会は２日の理事会で、２０２３年度予算案を採決した先の本会議で自席から投票箱までゆっくり歩いて時間を稼ぐ「牛歩」戦術を行ったれいわ新選組の２人の議員に対し、山口俊一委員長（自民）が厳重注意することを決めた。

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　牛歩を行ったのは、れいわの大石晃子、櫛渕万里両共同代表。大石氏は投票箱前で「売国棄民予算」などとも叫んだ。与野党が理事会で「院の秩序を乱す行為」「明らかにパフォーマンス」などと批判。自民党が山口氏による注意を求め、各党が賛同した。
　また、与党は同委理事会で、日銀正副総裁など計１２機関３１人の国会同意人事案を９日の衆院本会議で採決することを提案した。採決日程は野党側との調整を踏まえ、７日の理事会で決まる見通し。