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「沖縄は捨て石か」 南西防衛強化で立民追及―参院予算委

2023年03月01日16時08分

参院予算委員会で立憲民主党の辻元清美議員(右手前)の質問に答弁する岸田文雄首相(左手前)=1日午前、国会内

参院予算委員会で立憲民主党の辻元清美議員(右手前)の質問に答弁する岸田文雄首相(左手前)=1日午前、国会内

 沖縄は令和の捨て石じゃないか―。1日の参院予算委員会で、立憲民主党議員は政府が取り組む反撃能力(敵基地攻撃能力)保有を含む南西諸島の防衛力強化によって、沖縄が戦争に巻き込まれる危険性が高まっていると相次いで追及した。

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 立民の氏は、沖縄の現状を「捨て石」と指摘。「反撃能力行使に踏み出したら、戦渦に巻き込まれる可能性がある。その最先端が南西諸島だ」とただした。
 これに対し、首相は「反撃能力を備えると危険が高まるとの指摘は当たらない。反撃能力を用意することで抑止力・対処力を高めていく」と答弁した。
 同党の氏も、敵がわが国の離島などを占拠した場合、そこに米国製巡航ミサイル「トマホーク」を撃つ可能性があるのか沖縄県民は心配しているなどと質問した。

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