五輪談合、森元次長の保釈許可 保証金1000万円―東京地裁
2023年03月01日12時58分
東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)罪で起訴された大会組織委員会元次長の森泰夫被告(56)について、東京地裁は1日、保釈を認める決定をした。保釈保証金は1000万円で、現金で即日納付された。
森被告は2018年、電通元幹部の逸見晃治被告(55)らと共謀し、テスト大会計画立案業務の入札や本大会などの会場運営業務について計7社との間で受注予定企業を決めるなど談合したとして2月8日に逮捕された。同28日に起訴され、弁護人が保釈申請していた。