アレフ、意見聴取を欠席 再発防止処分巡り―公安審
2023年02月27日17時16分
オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」が団体規制法に基づく活動実態の一部報告を怠っている問題で、再発防止処分を検討している公安審査委員会(貝阿弥誠委員長)は27日の意見聴取に出頭を求めたが、教団側は欠席した。陳述書も提出しておらず、同委員会は公安調査庁の請求書類などを審査し、3月12日までに処分の可否を決定する見通し。
教団は3カ月ごとの報告が義務付けられている。しかし、収益事業は2020年2月分から、預貯金などは21年11月分から未報告となり、公安庁が今年1月、11都道府県の13施設の使用制限と寄付の受領禁止処分を請求していた。